ファスティング(断食)の効果とやり方

健康・対策
氣付いた人
氣付いた人

 今回は、私の人生を変えたファスティングについて解説していこうと思います。

ファスティングとは

 ファスティングとは、いわゆる断食です。

 いきなり断食と言われると、氣が引けてしまいますが、今回ご紹介するのは固形物を摂らないだけのものですので、耐え難い空腹に襲われるようなことはありません。

ファスティングのメリット

ダイエット効果

 単純に摂取する物質が大幅に減るため、日に日に体重が減っていきます。

解毒(デトックス)効果

 現代人は固形物を三食食べ続けることで、内臓は常に消化活動で手一杯な状態です。

 消化にエネルギーを使わなくなれば、溜まった毒素(添加物・農薬など)の分解、排出が促進されるとともに、不具合(病気や怪我)の修復が可能となります。

 カネミ油症事件という公害では、毒素を排出し、症状を回復できた唯一の方法が断食療法だったと言われています。

美容・アンチエイジング効果

 オートファジー(新陳代謝の促進)・サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)で検索すると出てきますが、飢餓状態に置かれかれることで生物の底力が発揮され、美肌になり、歳をとるスピードが遅くなることが研究で証明されています。

病気やアレルギーの改善・予防

 石原結實医師は、「人類史の99%以上の期間は飢餓状態にあったため、人間の体は飢餓には対応することはできるが、ここ数十年の突然の飽食状態には対応できていない。だから、飽食に比例するようにアレルギーや現代病が増え続けている。」と語っています。

 また、腸内環境が改善され、免疫力も上がり、血液も綺麗になることで、癌、うつ病、神経変性疾患、心不全、生活習慣病、感染症、認知症、脂肪肝、心疾患系の疾患肩こり、腰痛、偏頭痛、糖尿病、高血圧、不眠症、生理不順、怪我、アトピー、花粉症などが改善されるとも述べています。

参考文献【食べない健康法(石原結實)】

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 これは、私が医学の真実と考えている千島学説的にも理にかなっています。

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 私も、断食を繰り返し、悩みの種であった持病やアレルギーが全て完治しました。

 以前、断食直後に血液検査を受ける機会があったのですが、あまりに数値が良すぎて医者から食べ物や生活習慣など、質問攻めにあってしまいましたw

補足

 現在は、世界的に一日三食が当たり前とされていますが、これは、自身が発明したトースターを売るためにエジソンが広めた新習慣だと言われています。

 エジソンは、支配層が潤沢な資金を注ぎ込んだ発明家であり、彼が最も恐れた天才発明家ニコラ・テスラは、フリー(無限・無料)エネルギーを開発したため、資金提供を打ち切られ、潰されました。

 二食が三食に増えれば、食品業界をはじめとした多くの産業の儲けが爆発的に増えます。よって全業界がこぞって一日三食を推し進めました。

 この時からずっと、業界では「儲けのために、他人の胃袋にどれだけ物を詰め込めるか」が焦点となっています。もちろんメディアもこれを後押ししてきました。

 人間以外の動物は、必要な分だけ食べ、病気や大怪我をした時は、何も食べずにじっとしています。少食が病気を予防し、絶食で治癒が早まると本能的理解しているのだと思います。

 私は、ここに生命の真理が詰まっていると感じています。

時間が増える

 1日3回分の食事について考える時間、買い物に行く時間、料理の時間、食器の出し入れの時間などがなくなるため、驚くほど時間に余裕が生まれます。

 また、想像以上にエネルギーを使うと言われている「選択」「決断」の回数が減りますので、その分のエネルギーを他のことに回すことができます。

精神性の向上

 こちらは信じるか信じないかは自由ですが、私が断食中に見えない世界が視える方にお会いする機会が2度あったのですが、2度とも「何か特別なことをされていますか?」と聞かれました。

 断食中だと説明すると、お二方とも納得されていました。聞くところによると、断食をすると不純物が排出され、精神エネルギーの流れが非常に良くなるとのことでした。

 また、波動測定器でも断食前より異常に良い結果が出ました。

 実際に私も人生のどん底で断食に出会い、考え方や感じ方が大きく変わり、人生が激変しました。

 腸は第二の脳であり、思考に影響を与えると言われている方も多数おられます。

ファスティングのデメリット

会食できない

 ファスティング中は、内臓が休んでいる状態のため、突然固形物を食べてしまうと体調を崩してしまいます。

 外食や飲み会の予定が入っていない期間に実践しなければなりません。

食べ物に敏感になる

 習慣的にしていた「食事」という行為をしないことにより、他人が食事をしている場面を見たり匂いを嗅いだりすると、いつもより強い衝動を感じてしまいます。

 短期間で健康と目標の体を手に入れるためと思い、そっと離れる他ありません。

準備するもの

 私は一昨年まで人参りんごジュースでの断食をしておりましたが、昨年からは自家製酵素ドリンクでの断食を実施しております。

 人参りんごジュース、酵素ドリンクの両パターンに分けて解説します。

両パターンで必要なもの

・天然塩(塩分補給用)

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・黒糖(糖分補給用、可能であれば黒糖より非加熱生蜂蜜の方が良いです)

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・味噌(無添加)

・無添加梅干し(塩分補給用・なくても良い)

・水筒(何でもいいです)

人参りんごジュースの場合(酵素ジュースでされる方は飛ばしてください)

・スロージューサー(スロージューサーならなんでもOKです)

・無農薬にんじん(新聞紙で包んで冷蔵庫に入れると長持ちします)

・りんご(こちらも新聞紙で包んで冷蔵庫に入れると長持ちします)

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・夏場はストレートりんごジュースで代用しています。

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・無農薬レモン

・アマニ油(スーパーなどにも売ってあります)

ジュースの作り方(1人分)

① 人参2本を洗い、頭の部分を落とし、ぶつ切りにしてジューサーにかける

② レモン4分の1を身の部分だけ切り取り、ジューサーにかける(人参には、ビタミンCを破壊する酵素があるため、ここでレモンを入れることで中和します)

③ りんご1個を洗って皮ごと細かく切り、ジューサーにかける

④ アマニ油を数滴入れて完成(必須ではありません。カロテンの吸収を良くするためです)

人参の効能

 基礎体温上昇、免疫力アップ、美肌・美白・美髪・美爪、便秘解消、生活習慣病・癌予防、アンチエイジングシミ・シワ・肌荒れ・乾燥肌・ニキビ予防、疲れ目・冷え性むくみ改善

 ※癌への効果=「ゲルソン療法」で検索

りんごの効能

 整腸作用、下痢・便秘予防、美肌・美白効果、脂肪燃焼、空腹解消、コレステロール排出、血糖値安定高血圧予防、動脈硬化・大腸癌・虫歯・糖尿病・貧血予防

酵素ドリンクの場合 

 酵素ドリンクは、自家製の野菜や果物で作っており、作り方については「酵素ドリンク」「酵素シロップ「酵素ジュース」で検索すると出てきます。

 作るのに時間と手間がかかるため、市販の酵素ドリンクも活用できます。

 ↓無添加のものを貼っておきます。AD

ファスティングのやり方

 準備食2日+断食4日+回復食2日=全8日コースで解説して行きます。

準備食(2日間)

 ここでは、断食に入るための準備として、体から各種依存物質を抜いていきます。具体的には、

ま 豆類、豆腐、納豆

ご ごま、ナッツ、発酵させた種

は 発酵食品、漬物、味噌、お酢、梅干し

や 野菜

し しいたけ等きのこ類

い 芋、穀物(小麦以外)

わ わかめ、海藻類

だけに絞って食べていただければOKです。

本断食(4日間)

 朝・昼・夜に人参りんごジュース(又は酵素ジュース)と無添加味噌の味噌汁の汁だけ(具なし)を飲んでください。

 量はどれだけ飲んでも構いません。

 私は仕事などで外に出ている時は水筒に入れて持ち歩いています。

 その他口にしていいものは、

  • 良質な水(多めに摂取)
  • 良質な塩
  • 梅干し
  • 黒糖
  • 100%純粋生はちみつ

です。

 石原先生は、「生姜が体温を上げて免疫力を上げる」とおすすめされているので、生姜黒糖でも良いですね。AD

回復食(2日間)

1食目 

 梅流し(やり方は「梅流し」で検索してください。宿便がたくさん出ます。しなくても大丈夫ですので、やらない方は2食目から始めてください。)

2食目 

 重湯・具なし味噌汁・梅干し・大根おろし

(いきなりおろし汁だけを飲まないように注意してください。吐き気を催します)

3食目 

 おかゆ・漬物・味噌汁(豆腐わかめ入り)・葉物・納豆

4食目 

 おかゆ・漬物・味噌汁(豆腐わかめ入り)・葉物・納豆

5食目

 ご飯・漬物・味噌汁・納豆。大根おろし・葉物・魚の干物

6食目 

 肉・卵・生物が含まれない健康食

以降普通食でOKです。

補足・注意点

  • 準備・断食・回復食中は、動物性タンパク質・カフェイン・お菓子・添加物や着色料が多いもの・アルコール・タバコは摂取しないようにしてください。(断食中は吸収率が上がっています)
  • 断食の期間については、個人の判断で調整されてください。その際は、本断食の日数に合わせて準備と回復の時間も増減させてください。最初は本断食1日や2日から始めるといいかもしれません。
  • 断食中は体内の糖分蓄積がないため、軽い運動をすると痩せやすいと言われています。
  • 準備・回復食では、無添加の植物性発酵食品を食べることで、腸内環境の改善が促進されます。
  • できるだけ綺麗な水と天然塩を普段より多めに摂ってください。(食物からの補給がないため)
  • 断食中は、常に天然塩と黒糖(生蜂蜜)を持ち歩き、異変を感じたらすぐに補給してください。
  • 断食中に頭痛やめまい、吐き気などをうったえる方がおられます。これは好転反応(体が毒を出し、良い状態に生まれ変わる時の反動)であるという説があり、私はこれを採用していますが、断食を継続するか中止するかは、自己の体調次第で判断をお願いします。
  • 中止する際は、いきなり固形物を食べず、必ず回復食から食べ始めてください。
  • 生理1週間前から生理終了までの間は、体が水分を溜め込み、減量効果が実感できない場合があるため、減量だけが目的の方は生理と時期をずらして断食を行ってください

ファスティング体験談(症状編)

 ファスティングによる症状は人により様々ですが、一例として私の体験談を記載しておきます。

◯ 準備食 普通のダイエットをしている感覚、食事に物足りなさを感じる

◯ 断食1日目 空腹感(大)、食べ物のことが頭から離れない、時間を持て余す

◯ 断食2日目 空腹感(中)、空腹感が限界を超えて段々と小さくなる

◯ 断食3日目 空腹感(小)、食べ物への執着が薄れる、寝起きが良くなるジュースと味噌汁に飽きてくる

◯ 断食4日目 空腹感なし、寝覚が良い、頭がスッキリしている、舌苔で舌が真っ白になる(解毒効果)、最終日という満足感

※  最長7日間実践しましたが、4日目以降さらに感覚が研ぎ澄まされる印象を受けました

◯ 回復食 重湯を飲んしでばらく物凄い空腹に襲われる(久しぶりの食事で血糖値が上がるためです、ここで通常食を食べてしまわないよう注意してください)、質素でも全ての食べ物が信じられないほど美味しく感じる

ファスティング記録(減量編)

 これまで5回ほどファスティングを実践していますが、いずれも3〜6kg体重が減っており、初回での体重推移は、

  1日目    70.6㎏

  2日目 70.4㎏ (前日比 -0.2kg)

  3日目 70.1kg (前日比 -0.3kg)

  4日目   69.3kg (前日比 -0.8kg)

  5日目   68.3kg (前日比 -1.0kg)

  6日目   67.0kg (前日比 -1.3kg)

  7日目   66.5kg (前日比 -0.5kg)

  8日目   66.5kg (前日比 ±0kg

と、8日でマイナス4.1kg減という結果でした。

 ちなみに、初回後間をおいて5回断食を実践した結果も写真で載せておきます。

 ほんの数日頑張るだけでこの成果ですので、私のように短期集中型の方には向いているダイエット法だと思います。

ファスティング記録(健康編)

私→肌荒れ・偏頭痛・蓄膿症・アレルギー性鼻炎の改善、喘息・花粉症完治

妻→偏頭痛・アレルギー性鼻炎の改善、花粉症完治

の効果を実感できました。断食の長さや、個人差によって効果は違ってくるようです。

まとめ

 ここまで読んでいただきありがとうございます。

 かなり大変そうに見えますが、勇気を出して一度やってみると、そこまでの抵抗感は無くなります。

 なんと言っても、「人間食べなくても普通に活動できるじゃん!」と日々の食べ過ぎを実感でき、少し食べないくらいへっちゃらになります。

 また、食事のありがたみを心底感じることができますし、食に対する意識が変わります。

 食糧危機や、食品の値上がりなどが懸念されていますが、一度でも体験しておくと不安や恐怖が吹き飛んでいきますので、ぜひお試しください。

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